次々につぼみがほころび始めた、きたのあづみのGardenです。
実は…出そうで出ない、ふきのとうの蕾を1週間以上も前から確認していました。
突然の暖かさと、その後の雪や寒さで、驚いていたのでしょうね(笑。
今年(2021年)の初収穫は11日でした。
こっそり持ってきた、こだわりのおいしいフキ。
数えたら5つほどありました。確実に増えてきていて嬉しい。
実はこのふき(フキ・蕗)は、以前住んでいた松崎の家の庭にあったものを移植したものなんです。
(大町市の社地区、松崎には「信州松崎和紙工業」という、珍しい今でも紙すき製品で成り立っている紙屋さんがあります。ショップも併設し、紙すき体験も出来ますよ)
とてもおいしくて、こっそり小さな根を掘り起こして持ってきていました。
夏に収穫出来るフキも、アクも少なく、そこそこ大きく育つので皮むきも楽ちん。〝トウ立ち〟と呼んでいる、ふきのとうが大きくなったヤツ(花芽の茎の部分?)も、おいしく食べられます。
爽やかなふきの香りがして、本当においしいふきなんです。
最初の年はふきのとうは1つ〜2つぐらいしか収穫出来ませんでした。フキはとうとう収穫出来ず。
去年やっと、本命のフキを収穫したところでした。
ことしのふきのとうは、初日で5つ。あと10個は収穫できるかな?ともくろんでいます(笑。
引っ越しから4年、やっとここもまで増えたと感慨一塩です。
ふき味噌は〝下ゆでして作る派〟です。
早春の山菜には、冬の間にたまった老廃物を流してくれる作用があります。
冬眠から目覚めてデトックス!身も心もシャキッと目覚めて、活動を始める季節ですよ〜!という気分にさせる、ほろ苦さ。大好きです。
その分、アルカロイドも含まれていて、アクも強い。
もともと山菜の一種で灰汁が強く、肝毒性[22]が強いペタシテニン(Petasitenine、別名フキノトキシン)[23][24]などのピロリジジンアルカロイドが含まれているため、下茹でして灰汁抜きをする必要がある[5]。
https://ja.wikipedia.org/wiki/フキ
なので、生のまま刻んで油で炒めて作る人もいるようですが、Kazenoyaはいつも下ゆで派なのです。
油を使わないので、保存したときも香りが油臭くならない気がしています。
下ゆでしたふきのとうを、刻んで、鍋の中で好みの味に調味した味噌と絡めます。鰹節でまとめます。
シンプルですが、この時期ならではのごちそうが出来ますね。
変わり種アレンジ?意外にいける!「ふきのとうピザ」
炊きたてご飯にそのままのせても、もちろんおいしいですが、意外なオススメは「ピザ」です。
騙されたと思って一度やってみてください。
のんべぇの方には、お酒のつまみにもぴったりですよ。
ふき味噌をマヨネーズとあえて、もし、ここで固めのようならオリーブオイルで少しのばします。
それをピザ生地やパンに塗りつけて、シュレッドチーズをのせて焼くだけです。
マヨネーズが苦手な方は、オリーブオイルだけでもいいと思います。
おためしあれ。