ライチョウに会える!?小さな北アルプス動物園。大町山岳博物館の「付属園」
大町山岳博物館は、大町市立の施設です。
山に関する資料を集めた「山岳図書資料館」や、ライチョウ飼育で全国ニュースなどでも話題にのぼる「付属園」なども併設しています。
山岳に関する歴史など、数多くの事が学べる博物館で、ジオラマや剥製などで、フォッサマグナや北アルプスの自然について知る展示コーナーや、昔の山小屋を再現した展示・昔の登山道具など、登山の歴史について学ぶコーナーなどがあります。
個人的には、生物に関する展示がとても可愛らしくて、「剥製なのに怖くない!」ってところが、ツボだったりします(笑。
市民にとってはとても身近!でも案外すごい施設だったりして…
地元の小学生は社会見学以外でも、付属園や、館前の「大町公園」は、小さな頃からよく行く場所だったりします。
保育園の遠足や、お散歩、お花見の時期にはライトアップもしていて、家族でもよく行きます。
なので案外、施設そのものは入ったことがない!って人も多く、ちょっともったいないなとも思っていました。
山岳に関する資料を扱った市立博物館。愛称は「山博(さんぱく)」。日本ではじめての山岳をテーマとした博物館であり、大町市は山岳文化都市宣言をしている。
https://ja.wikipedia.org/wiki/大町山岳博物館
そして、公園からでも館内からでも、眺めが抜群です。
3階展望ラウンジからの山の眺め
市内と北アルプスを一望する眺め。本当に素晴らしいです。
この日は、雲をまとった山並みしか見られませんでしたが、それでも見ているだけで気分爽快。
(この大パノラマ窓の反対側の小さな窓からは、付属園のカモシカが双眼鏡で見られます)
館の前は「大町公園」として整備されていて、この公園からの眺めも素晴らしい。
ベンチもあります。春にはソメイヨシノが見事です。
北アルプス動物園!な「付属園」
「付属園」は、周辺の動植物の生体展示・研究、病傷鳥獣の保護や種の保全が主な目的ですが、カモシカなどが身近に見られ、ちょっとした動物園気分が味わえます。
「ライチョウのひなが生まれました!」的なニュースが全国をにぎわせたりもします。
お隣には、長野県山岳総合センター
長野県山岳総合センターは、安全な登山のための啓発活動などをしている場所です。各種講座の開催も。
館内にはこんなクライミングウォールルームもあり、利用料100円で使えます。講座などが入っていると使えないこともあるようです。
※この写真を撮っている私の場所の後ろ側には、床から30センチほどの所にスラックラインも設置されています。息子と2度ほどチャレンジしました。
入館料不要で入れるカフェも併設されています。
北アルプスを望む素敵なカフェ「もるげんろーと」が館内にあります。
地元作家の手工芸品なども並び、見ているだけでも楽しめます。