「図書袋」って長野県限定の呼び名だそうです。
入園・入学準備品のひとつで、多くの家庭では、入園時に用意します。保育園では、お昼寝布団カバーや上履き(「うわはき」と発音するのですが、これも長野限定でしょうか)、保育園で借りた絵本などを持ち帰るときに使っています。
始めて「図書袋」を知った日
息子が入園を控え、入園説明会でもらった「保育園ガイド」に載っていたこの絵。
絵には肩掛けかばんとありますが、多くの人たちは「図書袋」と呼びます。
見本も見せてもらったんですが、歯磨き用コップを入れる巾着袋や、上履き袋などは、作り方が容易に想像が出来たのですが、この「図書袋」だけは裏地などもついていて、思いつきで作れるような簡単なものには見えず、でも、ちゃんとサイズ指定もあります。専用のパターンなどどこかにあるのかも?と思いました。
「これ、どうやって作ればいいんでしょう??型紙とか、ありますか」
そう聞くと、
「普通の図書袋ですよ。小学生になるといろいろ入れるから、丈夫で大き目の方がいいですよ」
「紐の長さが調節出来るほうが後々便利かも」
返答は、私の手がかりにならないものばかり。作り方が分からない!型紙くれ〜!という心の声は届くはずもなく…。
なぜ、この絵だけを頼りに作れるのか…?ベースの知識ありきの答えばかりで、聞けば聞くほど、枝葉の情報だけが広がっていき、さらなる混乱に陥ります。
家に帰って
「図書袋」
で検索してみるも、ヒットするものが見つけられず
(この記事を書いている2018年には、フリマアプリなどが普及したからか、結構画像が見つけられました。3年前には、なかった〜。大変だった〜!)
やっと一件のブログを見つけ、そこで始めて長野県限定の呼び名だと知りました。
「それなら仕方ないよね」と一安心。
そこで型紙そ探そうと、「保育園 肩掛けかばん」で検索。
ショルダーポーチ型の、いわゆる「通園バッグ」ばかりが出てきました。型紙、見つけられません。
結局、最初に見つけたブログを参考に、フリーハンドでジョキジョキ切ってやっつけ仕事。だって型紙見つけられなかったんです。
みんな、普通に作れるのか…ナガノママたちの主婦力の高さって…と驚くやら、打ち拉がれるやら。かなり追いつめられながら、なんとか形に仕上げました。
あるじゃないか!売っているゾ!
作り終わるころ、お店の近所のスーパーの催事スペースに売っているのを発見〜!
そうだよね、作れない人もいるよね。みんな作れるんだと思ったよ〜。いらない苦労をしてしまった。
だったらさ、聞いたときに教えてよ〜ママさんたち〜!
「もうちょっとすると○ッグで売ると思うよ」とかさ。
本気で愚痴りたくなりました。
制作を請け負う〝出来る〟ママさんも!
さらにその後、制作を請け負うママさんがいるということも知りました。
生地や紐、パーツ、ワッペンなどを自分で用意して、作ってもらうので、パッと見は「ママの手作り♡」感が満載になります。オリジナリティも発揮出来るし、なんせ完成度が高い。
いやぁ、いろいろ抜け道はあるものです。
最初に知りたかった…(笑)。
裁縫苦手な母でごめん!と心の中で息子にあやまりましたとさ。
※2021年、今調べてみたら、検索結果にたくさんの「図書袋」が…!時代の変化って素晴らしいですね。あ、きたのあずみの暮らしの画像も出てきます!うれいし。。
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