大町市民の愛する桜スポット・カメラスポットのひとつが「大町市観光道路」の桜並木と、その途中にある「市民の森」です。
観光道路も市民の森も、駐車場が少なく、桜の見頃にドンピシャな時期の土日に晴天だったりすると、なかなか車が止められません。平日も桜シーズンには、北アルプスと桜の絶景を求めるカメラマンなどでにぎわいます。
観光道路のソメイヨシノ越しの北アルプスは誰もがファインダーを向けたくなるはず。
また、「市民の森」は地域の人が手入れをしている小さな公園です。東屋やベンチが整備されています。
ヒガンザクラやオオヤマザクラなどのほか、宇宙へ行って来た種から育った「宇宙桜」なんて桜も植わっています。こちらの桜はピンクが濃く、やはり桜越しの北アルプスが楽しめます。
東山の山裾を通る「観光道路」
大町市は西側に北アルプス、東側には「鷹狩山」をはじめとする、通称「東山」に挟まれた街です。
東山の山裾あたりを通るのが「塩の道」として親しまれる古道「千国街道」。
反対側の北アルプスを眺めるには最適の道です。
その、千国街道の市街地北部「三日町」地区あたりから、大町山岳博物館までの間が大町市観光道路(東山観光道路)として桜並木が整備されているのです。
もちろん、桜の時期じゃなくても山の眺めは抜群です。
ドライブの帰りなど、何もなくてもついつい通りたくなってしまいます。
※桜の時期にだけ観光道路脇に臨時駐車場が設けられます。
ピクニックに最適な「市民の森」
観光道路の中程にあるのが「市民の森」です。
東屋とベンチ以外は何もない公園ですが、息子が小さい頃は、よく家族でお弁当を持って行きました。地域の人が手入れをしているようで、いつ行っても結構快適です。水場があって、手が洗えました。
保育園からも、たびたびお散歩で遊びに行っていたようです。
桜の時期には、多くの人でにぎわいますが、それ以外は結構な穴場スポット。人気のない時期には、熊さんだけは要注意です(笑)。