北のあずみのでも、やっと、遅い春の足音が。
庭のフクジュソウの開花です。

庭の植物たちを使い倒そう!ともくろんでいるkazenoyaですが(笑、ことフクジュソウだけは、眺める専門。
だって、毒があるんですって。
フクジュソウは古来から、生薬「福寿草根」としてチンキ剤などで使われていたようですが、全草、強毒のため、一般人が使うことは危険なのだそう。
ちょっと調べてみましたが、西洋薬の部類?なのか、ロシアやヨーロッパなどで使われていたようで、伝統的な漢方の生薬ではなさそうですね。
薬効は強心、利尿など。毒性は嘔吐、呼吸困難、心臓麻痺などで死に至ることもあるのだとか(怖。
花がパラボラアンテナのような形になっていて、鮮やかな黄色の花弁はキラキラと光っています。
この光と集めた太陽光の暖かさで虫を呼び集めて受粉するそうで、花蜜もほとんどないんです。面白い花ですね。
古代ギリシア神話に登場するアネモネはこの、フクジュソウだったという説もあるようで、ギリシア神話には、フクジュソウにまつわる悲しい物語もあるんだとか。「幸せを招く」「永久の幸福」といった、Happyな花言葉とは裏腹な一面もあるようですね。
春を告げるスプリング・エフェメラル。このフクジュソウが咲くとkazenoyaはいつも、おしりのあたりがモゾモゾ(笑。草花が生い茂る季節が待ち遠しくなります。
さて、つぎに咲くのは何の花かな。

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